中国・山西省・河南省の旅
◎10月11日~20日まで、65歳以上の男女20名でまわりました。
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◎1日目は成田から北京へ・・・夜-到着してそのままホテルへ
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◎2日目 北京空港より山西省・大同空港へ到着/早朝
◎北京空港で、おばあさんが一人迷子?になり大騒ぎ!! 旅なれた人で、オール日本語で、色んな人にたずねて、入国審査を受けて、広い空港ターミナルの端にある、搭乗口にあらわれました。ビックリ・・・・・無事・みんなで飛行機に乗れ、大同空港に着陸できました。
◎初めての一人参加の旅行で心配でしたが、20人中16人が一人参加でした。すぐに北海道から参加された方と友達になり、不安は解消されました。みんないい人ばかりでした。
◎中国が好きで何度も旅行された方がほとんどでした。中国が話せる人も2人いました。山西省と河南省を10日でまわるツアーです。
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◎山西省・大同市 世界遺産・雲崗石窟/中国三大石窟の一つ 460年・北魏が築いた中国を代表する石窟/全部で5万体以上あるそうです。日本はまだ古墳時代です。
◎武周山断崖の砂岩を切り開いてつくられた石窟 東西1キロメートルにわたって彫られています。
◎結構歩くので、足にまめができませんように・・・バンソウコウはあるのだか・・・その他・かぜ薬・正露丸・酔い止め・かゆみ止め/むひソフト・マスクも持参しました。ばっちりです。
一番有名な露天大仏
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◎空気が乾燥していて、1日目から唇が乾燥してヒリヒリしてきました、薬は色々もってきましたが、リップクリームを忘れました。困っていたら、同行の美人おばさん/いやお姉さんがリップクリームを少し分けてくれました。助かった、ちなみにリップクリームはコンビニには売っていませんでした。薬局にしか販売してないそうです。
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◎山西省大同市 九龍壁 中国・三大龍壁の一つで、最大最古 長さ45.5m 高さ8m 厚さ2メートル明の時代・1392年に建てられた、皇族の住まいの壁/巨大な龍が9頭彫られています。明の太祖朱元璋の13子朱桂代の王府前の壁として建てられたものです。
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◎山西省大同市 華厳寺 遼金の時代(1062年)の建築/華厳宗の重要な寺院の一つ 遼・金時代の中国最大規模の木造仏殿
◎大雄宝殿は、遼・金時代の仏殿としては、中国最大規模を誇るそうです。
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◎山西省 応県の木塔 1056年建立され、高さ67.13m 現存する木塔では、かなり古いことで知られています。 塔が建って200年後、元の時代の大地震にも耐えたそうです。
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◎山西省大同市 懸空寺 北魏の末期/6世紀に造られた仏教寺院で、切り立った高い岸壁の中腹に張り出すように立っています。
◎80体の仏像が祀られています。切り立った岩壁に、へばり付くように建てられて、細い桟道でつながっています。
◎ガイドさんが、高所恐怖症の方は、下で待つようにと言っていました。
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◎山西省五台県 五台山(中国仏教の聖地)への途中 東台頂の峠 2400m 遠くに東台頂2795mが見えます。バスから降りましたが、寒かった。
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◎山西省の北東部/五台県 五台山 1世紀より仏閣が建てられ、中国仏教四大聖地のひとつ 東台頂・西台頂・南台頂・北台頂・中台頂・平らな山頂が5峰あるので、この名がついた。
現在47カ所の寺院があり、最盛期には200カ所あったそうです。
◎菩薩頂(1800m)まで車で上がり、下りながらお寺を見学いたしました。
◎顕通寺 万物銅殿は金箔張りでした。
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◎山西省太原市 双塔寺 明代/17世紀初期・仏登和尚により建築、レンガ造りのふたつの塔54.7mが建っています。残念ながら工事中で登れませんでした。太原のシンボルとなっています。境内には牡丹が植えられいて、6月は美しい花が見られるそうです。
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◎山西省太原市 晋祠 周の武王の子で、晋国の始祖となった叔虞を祀っています。北魏代386年~534年に創建された祠堂
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◎山西省平遥県 鎖国寺 平遥古城の東北12キロメートルにある寺、本造建築の中で、最古の建築物の一つとされています。963年創建
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◎山西省平遥県 双林寺 平遥古城の西南6kmにある彩塑で有名なお寺 二千以上の塑像が残る寺、羅漢殿の羅漢像18体が有名です。
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◎山西省平遥県 平遥古城 明代の城壁と街並みが残る街 城壁上の城楼
◎城壁に囲まれた街を観るのは、以前に行った・西安・大理と3回目です。
◎城壁上から見た街並み 街中の移動はカートを利用しました。細い路地も結構なスピードで走ります。なれたものでした。
◎街中から見た城楼
◎食事の後、ツアーのおっさん/おばさん/おねえさん方数人と一緒に散策しました。古城内の夜の街並み 土産物店がたくさんありました。
◎そうそう・食事には蒸しパン饅頭・ 中国式蒸しパンが人数分出ます。みんな1個づつ取って、おかずと一緒にたべます。これも中国式の食事・旅先の思い出です。
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◎平遥古城のなかの泊まったホテル 部屋に入ったら、ねずみが先に、ベットに入っていました。もちろん死んでいましたが、女性の係りが来て、しっぽをつまんでさっさと出て行きました。支配人が中国語で何度もあやまっていましたが、言葉がわからん。もちろん部屋は変えてくれました。
◎私の生まれた家は古い農家でしたので、夜・ねずみが天井裏をゴトゴトと走っていたのを思い出しました。その家も、今は建て替えられて、ネズミも天井裏に入ることはできません。最近・ねずみを見ることがなくなりましたよね。
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◎平遥古城内 日昇昌 清代末期の中国最大の票号/昔の銀行 中が博物館になっています。1823年創業
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◎平遥古城内にある漆工芸品の工房 漆塗りの綺麗な小物入れ等が実演販売されていました。娘さんのお土産に買われていた方がいました。後で思ったのですが、1個買えばよかったと思いました。
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◎平遥古城 文廟 孔子を祀った廟で、1336年創建されました。3500㎡の敷地に、多くの建物が並んでいます。大成門・大成殿・明倫堂・尊経閣と見学しました。
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◎河南省安陽市 殷墟 紀元前17世紀から11世紀に存在した王朝・商(日本では殷と呼ばれています)なんと縄文時代ですよ!!
◎青銅器は武器→食器→楽器の順に発達したそうです。
◎日本では縄文時代なのに、馬車があったり、青銅器があったり、栄えた王朝があったとは歴史の違いをまざまざと見せつけられました。
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◎河南省登封市 崇陽書院の中の樹齢2000年・かしわの古木 中国4大書院/私塾の一つ
◎状元巻(最高位の役人を記録した巻物)が展示してあり、1300年の間に700人しか状元になれなかったそうです。
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◎河南省登封市 崇岳寺 太室山南麓に北魏の520年に建立され、地下の部屋に仏舎利を納めていたそうです。
◎この塔が有名で、中国で現存する最古の碑造仏塔 高さ40m 15層
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◎河南省登封市 少林寺 崇山山中の小室山の北麓に、495年創建されました、小林拳で有名な少林寺
◎527年 インドの僧 菩提達磨がここで禅宗を開いた。小林拳は唐の太祖・李世民の天下統一を助け、小林拳を天下に知らしめた。
◎少年僧による少林寺武術を観ました。
◎塔林 少林寺の歴代僧侶の墓地で、墓塔が立ち並んでいます。
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◎河南省洛陽市 白馬寺 68年/後漢に創建され、仏教が中国に伝わって初めて建立された仏教寺院で、1900年以上の歴史をもち、多くの僧侶がここで暮らしています。この日も多くの僧侶がいました。
◎西安に行く途中に立ち寄った、弘法大師像がありました。
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◎河南省洛陽市 関林廟 三国時代(魏・呉・蜀)の蜀の武将関羽の首が埋葬されていると伝えられる廟
◎関羽の主君に対する忠義心は、民衆の支持を受け続け、今日では商売の神様として信仰されています。
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◎河南省洛陽市 いよいよ最後の観光地 龍門石窟 中国3大石窟の一つ
最初に雲崗石窟に行きましたので、あと残るは敦煌の莫高窟を残すのみとなりました。いつ行けるのだろう・・
◎北魏が都を洛陽に遷都した、493年頃から、彫り始められそうです。
◎階段の登り降りがあり、結構きっかったです。
◎対岸から見た、石窟群
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◎河南省洛陽市→北京へ 新幹線で4時間乗りました。日本の新幹線と違い、ぎりぎりに駅に行っては、乗れません。全席指定で、30~40分前に駅に行き、荷物・身体検査を受けたのち、ホームに行きます。飛行機と同じ様式です。
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◎北京市 最後に泊まった部屋は、とても広く綺麗で、一人ではもったいないと思いましたが、とても快適でした。
◎テレビは、80チャンネル以上ありましたが、すべて中国語のみで、NHKのBS放送もありませんでした。日本軍のドラマ・映画が多く放送されています。もちろん悪者ですよ。
◎毎日、中華料理でまいりました、朝食も欧米人が宿泊しているホテルは、中華と洋食が用意されていましたが、欧米人のいないホテルは、すべて中華朝食でした。中華料理は当分食べません。
◎初めて一人で参加した10日間の旅が終了しました。少々疲れました。ホテルのシャワーで、お湯が途中から水になったり、ベットにねずみが死んでいたり、毎日・中華料理と色々ありましたが、一緒に参加した方との会話が一番楽しかったように思います。
◎寺院が多かったので、少し仏教のことを学習して行けばよかったと反省しています。
◎最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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